石田 茉依J-Shineコースレポート 1週目♪
■気候■
私 はコース開始の前日にシドニーに到着したのですが、そこで一番初めに驚いたことは寒さでした。春なので、もうそんなに寒くないだろうと思い、上着はパー カーぐらいしかもって来ていなかったので、初めのうちはぶるぶるしていました。私がシドニーに滞在していた間、前日はものすごく暑く30度を越えたのに、次の日には15度前後になり冬に逆戻りという日も珍しくはありませんでした。シドニーは夏でも、いきなり寒くなったり暑くなったりするみたいなので、暖かい上着を一枚持っていると便利だと思います。
■住まい■
私 は学校に通っていた6週間はホームステイをしました。家族はオーストラリア人で、お父さん、お母さん、7歳の女の子と5歳の男の子の4人家族でした。私が お世話になった家は、特にルールというルールはありませんでした。「帰りが遅くなる時や、ご飯がいらない時は連絡してね。」とお母さんに言われたくらいで す。なんでも自由にさせてくれて、シャワーやおうちのものも基本的には自由に使わせてくれました。
家 は、学校までバスで50分ぐらいのところでした。バス停は家の本当に目の前だったので、バスに乗るまではすごく楽でした。バスはウインヤードというところ で止まるので学校のあるタウンホールまで、15分ぐらい歩いて通いました。週末は、シティまでの直行バスがなかったので、フェリーに乗ってシティまで行き ました。
朝ご飯は、自分でパンを焼いて食べたり、シリアルを食べたりしました。
平日のお昼ご飯はホームステイには含まれていないので、学校に行く途中に買って行ったり、朝サンドウィッチを作って持って行ったりしました。お昼休みが30分と短いので何かを用意していくと便利です。
夜 ご飯は、お母さんが用意してくれました、主に、お肉やパスタでしたが、たまに、カレーなども作ってくれました。夜ご飯の後に、お母さんが作ったケーキやゼ リーを食べさせてくれたこともありました。夜帰りが遅くなった時は、ご飯をレンジに入れておいてくれたので温めて食べました。
部屋は一人部屋で、夜遅くまで勉強できたし、ストーブはなかったけれど、ブランケットを貸してくれて、それをかぶって勉強していると暖かくてうとうとと眠くなってしまうぐらいでした。
☆1週間目
■生活■
オー ストラリアについた日に、ホストファミリーが「みんなで近くのショッピングモールに買い物に行くけど行かない?」と誘ってくれたので、一緒に連れて行って もらいました。そこで、学校に行くためのバスカードを購入しました。シドニーのバスは基本的にはプリペイドカードを始めに購入してそのカードで支払いま す。私は、ウイークリーと言って、1週間何回でもバスとフェリーに乗れるカードを使用していました。このカードはたくさん種類があって、自分の使用範囲、 頻度に合わせて購入出来ます。
日 曜日にお母さんに学校までの行き方を教えてもらったのですが、まだ全然シドニーのことが分からず、たくさんの人に助けてもらいました。バスに乗ってから、 「降りる駅が終点だよ」と隣に乗っていた人が教えてくれました。前日にお母さんと確認し、「これに乗れば間に合うね」、と確認したバスに乗ったのですが、 バスが終点に着いた時間は予定より大幅に遅れていたので、焦りました。後から分かったことですが、シドニーのバスは到着が時刻表の時間より遅れることが多 いので、ちょうどいいなと思うバスの少し前のバスに乗ったほうが確実だと思います。そして、まだシドニーに来て1日しか経っていない私は右も左も分から ず、バスを降りてから学校まで、何回も道があっているかを確認しながら、ようやく学校までたどり着きました。オーストラリアの人たちは本当に親切で、すご く丁寧に説明してくれます。でも、この日学校についた時間は、結局9時を少し過ぎてしまいました。9時からオリエンテーションがスタートするのに。。。
帰 りも、周りは真っ暗で何も見えないし、目印になるものも良く分からなくて降りるバス停が分からず(オーストラリアのバスはアナウンスがないので)、最初の 頃はいろんな人に教えてもらって何とか家の前で降りることが出来たという感じでした。自分の降りるバス停のひとつ前のバス停に何か、暗くてもわかるような 目印を見つけておくといいと思います。
1 週間目の週末は、土曜日にホストファミリーが家の近くのビーチに連れて行ってくれました。まだ、少し寒くて、水も冷たかったけれど、ホストの子ども達と一 緒に大はしゃぎしました。その後は、お父さんとお母さんと一緒にビールやワインを飲みながら、家族みんなで地元のフットボールチームの試合を見て応援した り、みんなで映画を見たりしました。
日 曜日は、月曜日のマイクロに向けてクラスメイトみんなで、一人暮らしのクラスメイトの家におじゃまして練習をしました。マイクロは時間が20〜25分と決 められています。この日の練習では、実際に行ってみて時間の調整や、その後お互いのレッスンについて意見交換をしました。
■授業■
月曜日から学校が始まりました。1日目は始めにオリエンテーションがあって、この中で学校内のことや、授業を受けるにあたっての説明があります。この説明の中で、6週間のタイムテーブルやこれからの流れ、学校内の決まりなどについて教えてもらいます。
そのあと、すぐに授業が始まりました。
始めの何日間かは座学が多く、児童心理学や言語学などについて学びます。
そ して、週の後半ごろから、2週間目の始めにある幼児対象のマイクロ(模擬授業のテスト)に向けて、先生のデモレッスンを見たり、様々なアクティビティの授 業が行われます。先生のデモレッスンでは、実際に自分たちが生徒約を体験出来ます。私のクラスメイトはみんな本当の子どものように生徒になる子達ばっかり だったので、幼児に返ったような気持ちがしました。
また、フォニックス(発音)の授業もあります。先生が、一文字一文字の発音を教えてくれて、一人ひとりチェックをしてくれます。発音を直す事がひとつの目的でもあった私にとっては、すごくためになる授業でとても有意義な時間でした。